東鎌尾根~大槍東面・赤沢山針峰フランケ中央チムニー

・期間 5/1~5/3
・メンバー 山野井、古畑、遠山

秋のヒマラヤ遠征へ向けたトレーニング山行としてGWを利用して北アルプスへ
5/1(雨・曇り)天気は良いと思い乗り込んだ上高地は雨。
まずは当初の予定を見直すことに。
新たに計画を上高地~水俣乗越~槍ヶ岳東面の岩~ババ平~赤沢山へ初日雨のぱらつくなか水俣乗越へ時間には余裕があったがこの後の天候に不安を感じ乗越手前の岩の下で泊まることに。

水俣乗越手前

水俣乗越手前

5/2(晴れ)朝5時過ぎにはテントを発ち東鎌尾根を進む。非常に気持ちの良い尾根。
東鎌尾根末端より下降し山野井さんリードにより大槍東面より脆い岩を繋ぎ最後、北鎌尾根の最終ピッチへ合流して11:20に山頂、槍沢下降。その晩、古畑遠山は練習のひとつとしてハーネスを付けたまま吊り下げオープンビパーク。

東鎌尾根

東鎌尾根

東鎌尾根

東鎌尾根

大槍東面登攀ライン

大槍東面登攀ライン

5/3(晴れ)天気が崩れるとの予報から赤沢山針峰フランケ チムニールートへ。古畑リードで1ピッチを行くも、脆い脆い。フォローをビレイ中三番目に登攀していた山野井さんにアクシデント。頭大の石が自然落石し、これが右肩付近へ強打。1ピッチで終了として下山。

残念だったことは天気と予期せぬアクシデント。しかし大槍東面、赤沢山針峰と、どちらも脆い岩を残置無視して登りオープンビパークなど取り組みたいことは実践できた。個人的に改善すべき点をこれからのトレーニングで取り組みたい。

針峰フランケ中央チムニー

針峰フランケ中央チムニー

記  古畑


谷川岳馬蹄形縦走

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2月の下旬に一人で谷川岳の馬蹄形縦走をしてきました。ぎりぎりの日数とぎりぎりの食料でたった一人、エスケープルートの少ない山の奥へ奥へと入っていく緊張感はなかなかのものでした。
2/26 晴れ→吹雪 6:30指導センター~13:30谷川岳~16:30茂倉岳小屋
天気予報が外れてくれて快晴の西黒尾根を歩きだす。前回1月下旬に来たときは4時間で上がれたが今回は雪が多く7時間かかってしまう。稜線に上がる頃には吹雪になった。視界がなくなり、道標に書かれた52m先の頂上小屋すら見えない状態。先行きに不安を覚えるが、休憩した小屋で見つけた誰かの忘れたクリームパンを食べたら元気が出てきた。計画続行。ほとんど休みなく10時間歩き続けた末にたどり着いた茂倉岳避難小屋は雪でほぼ埋まっていた。夜通し風雪。除雪2回。
2/27 晴れ→吹雪 6:30~12:00清水峠12:30~17:00朝日岳手前
昨晩は風が強くあまり眠れなかった。今日は弱い高気圧に覆われて晴れるはず。武能岳を越える頃には予報どおり快晴になる。上越の山々が遠くまで見渡せ、来てよかったと思う瞬間だ。所々クラストした稜線を快調に飛ばしていたが、蓬峠で片方のワカンが真っ二つに壊れてしまった。補修できるレベルではない。嘆いたところで始まらないので片方だけで歩くことにする。清水峠からの登りで天気が崩れ始め、風が出てきた。立ち止まると一気に体温が持って行かれるのでスピードを落として休まず歩き続ける。吹きさらしの稜線ではテントの張りようもなく、ハイ松帯に洞穴を作って一晩の宿にするかとも思ったが、朝日岳周辺まで行けば地形が複雑だから風も避けられると踏んで進み続ける。陽が落ちる少し前、風を避けられる恰好の窪地を見つけた。よかった。
2/28 霧→晴れ 7:45~11:40白毛門~12:45土合登山口
朝起きるとガスの中。今日中に降りられるのは確実だし晴れてくるのは分かっていたので、ガスが晴れるのを待って出発する。快晴の中、対岸の一ノ倉沢を眺めながらのんびりと下山する。昼過ぎに土合着。
(宇都宮 記)