大源太山

メンバー 古畑、山野井

以前から、頂に立ってみたいと思っていた上越の大源太山に行ってきました。

2月23日 キャニオンキャンプ場付近を朝6時に出発、ワカンを付け歩き出すものの地形が把握できずに躊躇しながら登った。3時間後には予定どうりのブドー尾根であることに安心する。雪尻が出始める頃、美しい山容が目の前に現れた。頂への急登はロープを使用せずに、尾根の左右の氷雪面を利用して上を目指した。頂には午後2時。

下山は途中までヤスケ尾根を辿ったが、地図を見ると近道になりそうな尾根があったので、そちらに向かったが、急なやぶ尾根になり、結局正規のラインのほうに向かいつつ下山した。林道に出たところで一泊。翌24日、1時間強ほど歩き車に戻った。(記 山野井)

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上越の雪山

荒沢山~足拍子岳

2/6 晴れ→雪

所要タイム 土樽駅7:20=11:05荒沢山11:25=14:05足拍子岳=16:30土樽駅

今シーズンは氷が不作(凶作?)のようで、あまりモチベーションも湧かないので、最近は谷川岳辺りを歩いている。一回目は馬蹄形をやろうとしたのだが、往路で車がパンクしてしまい日数不足で敗退。2回目の今回は天気が悪そうだったので、距離が短く敗退もしやすい荒沢山~足拍子岳を選んだ。一人だしラッセルもあるだろうから、と1泊2日を見込んだが、さほどのラッセルもなく1日で登れた。ルートは正しく土樽駅の裏山といった感じで高速道路の音が常に聞こえてしまうのが少々興ざめだが、それでもたかだか標高1300mでこれだけの雪と戯れられるのだから文句は言えない。荒沢山から足拍子岳間のリッジはところどころ雪庇が出ており、リッジどおしに行くか側面を巻くかでルートファインディングの面白さがあった。足拍子岳の頂上では完全にホワイトアウトしてしまい、降り口が分からず、真剣に地形図とコンパスとにらめっこをした。地形図なんて久しく真面目に見てなかったが、たまにはこういうのも必要だ。下りの南尾根では小ギャップが出てきて、唯一ロープを出したが、地図読みが当たって土樽駅前の橋にはドンピシャで降り立つことができた。

フリークライミングでは、城ヶ崎の赤沢港のジェニュインリスク(5.12a)が3撃できたのが成果。

(記 宇都宮)
荒沢山

 

荒沢山~足拍子岳

荒沢山~足拍子岳

ジェニュインリスク(5.12a)

ジェニュインリスク(5.12a)