丹沢西沢本棚沢の隣の大滝

9月3日(日)に遠山、大沼(準会員)であまり記録の無い大滝を登って来ました。                                             去年、塚田さんと西沢本棚沢の大滝を登った帰りに隣にある大きな枯滝も目に入り記憶に残っていた。                                                                     今年の夏は雨が多く2人で計画した山行は、ことごとく中止になり少しモヤモヤ?イライラ?していた。

ならばと雨の日は沢に行こうと山行を考えていると去年見た滝を思い出し、もう一度登れるか見に行きたいと思うようになった。あの滝は登られているのだろうか?と調べるとインタネットでは記録が出てこないので雨の日に2人で下見に行き、その時に西丹沢自然教室で聞いた際は登られてないと思うと聞いた。

下見をした時は水量が多く残置も見当たらず登れそうなラインを検討して帰宅した。9月最初の予定していた山行も台風の影響を考慮して中止になり、ならばと今回の山行に至った。現地に着くと明らかに水量が前回より 少なくこれならば何とか行けそうだと話し、再度慎重にラインを見ると何とリングボルトが見える。少しヤル気を失いかけたが腐食具合からいっても相当登られてない雰囲気。折角きたしやろう!と話して 1ピッチ登ると何とハンガーボルトがあり嫌な気持ちになりつつ2ピッチ目を登り始めるといきなりの垂直。   度肝を抜かれ落ちそうになりながらも乗り越すと予想を上回るスラブと悪い草付き。

登れると読んだラインに10メートルに1本位ある相当に古い昔のハーケン。それを見た時に先人と同じラインを選んだ自分は少しは山を見る目も成長したのかなぁ?と思いながらも今よりも装備も悪い中で登った先人の魂と能力に脱帽をしました。

合計4ピッチ。どのピッチもそう易々とはいかず墜落に耐えられるランニングはあまり取れない中ビレイ点だけはしっかりと作ろうと時間を掛け慎重に登りました。

本来は枯滝なので、枯れていればもう少し楽なのかも知れませんが自分の能力では難しく感じました。しかし、雨で予定した山行が出来ないながらも妥協での山行ではなく狙っての成功は嬉しかったです。

使用ギア。マスターカム00〜キャメロット2番サイズまでとリンクカムなど。ハーケン数種類10枚持参。 その他懸垂下降用の捨て縄数m。


インドヒマラヤ ルーチョ東壁

インドヒマラヤ J&K州 ザンスカールの未踏峰で無名峰の標高6000mに山野井、古畑でアルパインスタイルで登頂して来ました。

7月17日 エアーインディアにてニューデリーに夕方到着

7月18日 LO(連絡管)を含めIMFでブリーフィング

7月19日 ゴーエアでレーの町に到着(標高3500m)

7月20日 チャーターした車でカルギルに(2800m)

7月21日 ランダムの村に到着テント泊(4000m)

7月22日 アクショーの村に到着、ここから目指すチャンダル山域が見える(3800m)

7月23日 馬、ロバ合わせて10頭と共にトレッキング、標高4150mにベースキャンプを設ける

7月24日 4700m付近まで丘を上がり偵察、予定していた北面は雪が少ないので東面を挑戦することにする。

7月25日 ベース休養

7月26~28日 氷河が始まる5000mに上がり、登攀予定の東壁の偵察含め、下降路の偵察のため南稜の5500mまで上がる

7月29~30日 ベース休養

7月31日 5000mに上がり午後5時には寝袋に入る

8月1日 午前1時30分出発、登攀ギアとして、7×60mロープ、カム×6、ナッツ1セット、ハーケン×7、アイススクリュー×2 それに加えテント、寝袋、コンロ等のビバーク用具を携え登攀開始。氷雪で構成される東壁をロープを使用せず登り続けるが、時暗闇のため時々確認のため立ち止まった。午前5時30分稜線に抜ける。頂上まで標高差300mは少々難しい登攀を強いられた。落石の危険に加え氷、岩ともに脆い場所が現れた。午前9時11分、登頂。雲の隙間から素晴らしい山々が確認できた。

下降は、V字スレッドに加え、幾つかのギアを残置して懸垂し、傾斜の緩い南稜経由で5000mの氷河に戻った。往復15時間

ベースキャンプに下山後、地元の人と話し合い、角のような山の形から、RUCHO この山に名前を付けた。「ルーチョ東壁 標高差1000m TD」

古畑にとっては、昨年のネパール、アビ北壁を敗退していたこともあり、今回のルーチョは最高の思い出になったと思われる。また山野井も久しぶりのヒマラヤの頂に感動した。

(記 山野井)

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