※更新情報※
2022/4/22
2022年度日本登攀クラブ会員名簿更新いたしました。
2022/4/9
日本登攀クラブについて改定(リーダー会の定めの軽微な変更)
2022年度会員募集について掲載いたしました。
2022/4/8
日本登攀クラブについてを改定(代表交代に伴う)
会員専用-会員共有-登山届フォーマットを更新しました。
↓こちらは日本登攀クラブの山行報告のページです↓
※更新情報※
2022/4/22
2022年度日本登攀クラブ会員名簿更新いたしました。
2022/4/9
日本登攀クラブについて改定(リーダー会の定めの軽微な変更)
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2022/4/8
日本登攀クラブについてを改定(代表交代に伴う)
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最近、瑞牆山(と小川山)で何本かマルチピッチクライミングを行なったので、備忘録として・・・
9月17日 晴のち曇り
十一面岩奥壁、恋するモーメント 4P 5.10b(PD)
佐藤裕介さんがロクスノ95号で紹介したルート(初登は横山勝丘、千裕夫妻)
少々ふざけたネーミングだが、内容は良かった。
1P Joyful Momentの1P目の途中から直上するクラックを登る。
パッと見にはプロテクションが取れなそうに見えるが、登ってみれば
スモールカムが何ヶ所か決まる。クラックも易しい。
クラックが終わり、スラブを右上したところで切りたくなるが、
1P目の終了点はその上の少々汚いクラックを登った回廊のような
ところが正解(岩にロープが巻いてある)
2P 短めのワイドクラックを3本続けて登るピッチ
最初のワイドクラックは出だしが少々登りづらい。
2本目は右側のフェースも使え易しい。
3本目は一番手応え有り・・・
3P なかなかトリッキーなスラブをプロテクションに悩みながら
トラバースから直上する。
スモールカムが有効
4P Joyful~の最終ピッチと同じ
使用カム:キャメロット#0.2~#0.75・#2~#4 各2
9月22日 曇り時々小雨
小川山 屋根岩2峰セレクション 6P 5.9
天気予報はかなり微妙だったが行ってみた。
2ピッチ目のスラブの終了点で少し降られたが、何とか持ってくれた。
5ピッチ目のトラバースは濡れていて嫌らしかった・・・
吉村君、お疲れ様でした。
9月30日 晴のち時々曇り
十一面岩左岩壁 山河微笑~奥壁 Joyful Moment 継続
山河微笑 5P 5.10a
1P 今日は乾いていて快適!
2P 大チムニー、左カンテへ出ず直上
3P 木登りからハンドクラック、ワイド気味のところが
ヘルメットが邪魔・・・
ここまで吉村君リード、頑張りました!
5P 今回もRP出来ず・・・このピッチ本当に苦手・・・
フォローの二人はノーテンション(教えて欲しい)
カム:キャメロット #0.75~#4 各2+#0.5・#5 各1
Joyful Moment 4P 5.9
2ピッチ目が少々脆い事以外は快適
カム:キャメロット #0.5~#4 各2
10月1日 快晴
十一面岩左岩壁~正面壁 黄金の風 10P 5.10b
こちらも佐藤裕介さんがロクスノ95号で紹介したルート
ベルジュエールよりもはるかに時間がかかり、内容も濃い!と紹介されており、少々緊張しながら取付いた。
1P 山河微笑と同じ
2P 秋一番と同じ
下り気味のトラバースを終え、直上が始まる所でやっと1本目のボルト
が有る。核心は2本目のクリップを何とか伸び上がってクリップした
後の部分。25メートルでプロテクションは、この2本のみ・・・
3P このピッチも秋一番と同じ
5.9だが、なんとも出だしが難しく、途中もプロテクションがあまり
取れないオフィズス・・・
4P やや右へルンゼの踏跡をたどり、途中から秋一番の踏跡を右へ分け
左の踏跡を頭上の大チムニーを目指して上がる。
途中にワンポイントの5.8有り。
5P 大スクイズチムニー
胸が厚いと途中で引っ掛かる、そう言うサイズ・・・
大きいサイズのカムは使えません。
プロテクションは奥のクラックへ#0.75~#2が使える。
私は右差しを勧めます。
6P 正面ではなく右側の、これもワイドクラックを登る。
プロテクションは出だしに1個取れるが、後はノープロ・・・
クラックを抜けたら少しクライムダウンして、モアイの頭を
ベルジュエールの1本左のクラック(凹角)を目指して回り込む。
7P 見た目より登りずらく初めは左上するハンドクラックだが、
出口はまたもワイド登り・・・
8P 綺麗なクレセントクラック!
これがクライミングだよ!と言いたくなる、とても気持ちの良いピッチ
あっという間に終わってしまうのが残念。
9P 大きな岩をいくつか越えて、十一面岩の頂上直下へ。
10P 何となく右のクラックは脆そうだったので、ベルジュエールの最終ピッ
チのクラックを登った。
昨日と今日の疲れが出て、やや被り気味の5.8はきつかった。
とても気持ちの良い十一面岩のてっぺんで終了!
カム:キャメロット #0.75~#3 各2・#0.3~#0.5・#4 各1
山河微笑2P目の大チムニー
山河微笑3P目
山河微笑5P目 苦戦するワタクシ
奥壁頂上
とても気持ちの良いクレセントクラック
末端壁基部から見た影瑞牆と八ヶ岳
過去の山行記録を読みあさっていたとき、野田さんと竹内さんの北アルプスセミパチンコの記録を見つけた。無駄に休暇の長い自分なら、夏にできるんじゃないか?と思い、すぐに竹内さんに声をかけた。過去の地震による影響を考え、目標をパチンコから剣の継続に変更し、4月からぼちぼちトレーニングを実施した。しかし、ことごとく天気に恵まれず、予定していたトレーニングを半分も消化できないまま、計画実行の日は近づいていた。
2週間前から天気図とにらめっこしていたが、線状降水帯が直撃、からの回復、からの強風で、とても厳しかった。竹内さんと電話で作戦を練ったが、最終的に転戦することにした。色々あって真剣に生きないといけないと思い、体重を12kg減らして、体力もつけたが、やむなし。
8月14日稲子岳南壁左カンテ(L竹内、瀧川)
登攀時間1.5h、先行パーティーがいなかったら1時間ぐらいで登れていた。アプローチは登山道からピンクテープをたどり岸壁基部についたら左へ。風が強く体が飛びそうだった。登攀後はにゅうを経由して帰った。
8月15日涸沢岩峰トラバース(L竹内、瀧川)
2回目の涸沢岩峰トラバース、小川神社まで突き抜けて、登山道から駐車場へ帰った。早めに終わってナナーズへ、やっぱりアルパインやりたかったねーと竹内さんと話していると、駐車場から見える岩山が無性に登りたくなった。調べてみると天狗山というらしく、しかも涸トラの開拓者様がルートを引いているらしい。行くことに決めた。
8月16日天狗山ダイレクト(L竹内、吉田、瀧川)
吉田さんも合流して天狗山ダイレクトへ、全ピッチリードさせてもらって充実した。
3日間、悪あがきできたかな。