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こちらは日本登攀クラブの山行報告のページです。

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※更新情報※

2018/04/13会員専用
2017年山行記録を更新(簡易グラフ付)
2018/04/09会員専用
(会員共有資料)に登山届【日本登攀クラブフォーマット】追加しました。
日本登攀クラブについて一部改訂しました。
会員募集内容一部改訂しました。
2018/02/23会員専用
(会員共有資料)に谷川岳についての報告を掲載しました。
2018/11/16会員専用
(会員共有資料)にレスキュー関連資料を掲載しました。

 


落葉と摩天楼

宇都宮です。最近、瑞牆に行っててちょっと成果が出たので報告です。

「落葉」(5.12b R)
しじま谷へはこれまでに何度も行っていて、「落葉」はそのラインのカッコよさからそのうち登りたいと思っていた。
台風と長雨から解放され、待ちに待ったベストシーズン。岩の状態もかなりいい感じ・・・だが、Rの一文字にビビり、初回はトップロープで。多少ランナウトするけど、各プロテクションは良く効きそう。ムーブもまぁなんとか。2回目はプリプロテクションでトライ。核心で2m程落ちたが、ヤフオクで¥2,000で買ったメトリウスの#00番で止まった。「おー、ちゃんと止まるじゃん」。次もプリプロでやってみるが、やはり核心で落ちてこの日はピンクポイントすらならず。
一週間後の10月17日に再訪。ウォーミングアップで隣りのワイドを登り、上から掃除とプロテクションの位置だけ確認してリードトライ。手の位置とプロテクションの位置が重なりちょっと戸惑ったけど、アドリブでクリアしRP成功。プロテクションセットにコツがいるが緊張感のある素晴らしいルートだった。



「摩天楼」(5.11a)

10月24日、前日にクラブの吉村君と屏風岩で遊んだのに引き続き、この日は友人と摩天岩へ。
摩天岩と言えば「摩天楼」。ワイドクラックに特に苦手意識はないのだが、ワイドのテクニックと言えばアームバーしか知らない私にはイレブンのワイドはちょっと敷居が高すぎる。おまけにトポの写真がヤバい。この変態ムーブは私の辞書に載ってない。「んー、今日は寒いし、北斗七星(5.9)とか虚無僧クラック(5.9)とか登ってお茶濁そうかなぁ」なんて思っていたのだが、友人の摩天楼OSトライをビレイしてたら、なんかちょっとやってみたくなった。トップロープで触らせてもらうと、アヘアヘ言いながらもどうにかアームバーのみでクリア。「ん?これ、なんか出来るかも・・・」。で、リードトライ。かなりヤバかったが、どうにか持ちこたえてRP成功。ジーパンと膝サポーターに助けられた感は否めないが、まぁよしとしよう。
ようやく訪れたこの収穫期、もうしばらく花崗岩と戯れていたいものです。

                                 


Longs Peak (4,340m) The Diamond壁

職場のクライミング仲間とコロラド州にあるロッキー山脈最高峰のロングスピーク(4340m)東壁(通称ダイヤモンド)を登ってきました。
高所に極端に弱い自分にとってこの標高でのフリークライミングはかなりの挑戦でしたが、どうにか登ることができました。今回チャレンジした「D7」は5.11a、11cを含む全7ピッチ(約250m)、壁の中央左を一直線に上がるほぼ垂直のルートです。さすがに核心の5.11c(しかも39m!)はOSなど出来ようはずもなく、残念ながらテンションまみれ。ただ、こなせないムーブはなく、平地にあれば3回くらいでRP出来そうな手応えはありました。この標高でこういうのをサクッとOS出来たらクライミングの幅が広がるんでしょう。
登る時期としては、シーズンラストだったようで、取り付くまでの夜明け前が3℃位。登攀中が9℃位でした。午前中11時頃までは陽が当たるので暖かいのですが、日が陰ってからはビレイ中は防風ジャケットがないと寒く感じました。われわれの登った日で好天の周期が終わるのが分かっていたので、登っている最中も終始時間に追われている感覚があり、そういう意味ではアルパインチックなクライミングでした。実際、登った翌日は下の町で結構な雨だったので山の上はおそらく雪だったでしょう。
気の合う仲間とのクライミングトリップはやはり楽しいものです。また次の目標を見つけて挑戦を続けていきたいものです。

●行動概要
9/15 デンバー着・山麓の街エステスパーク入り
9/16 ノーマルルートから荷上げ(水4.5ℓ他)兼順応登山

9/17 PM空港でパートナーを迎えて入山。ボルダーフィールド(3850m)にてビバーク(22:00着)。
9/18 4:00スタート、下降点6:00 登攀(8:00~17:50),cable route下降、ビバーク地へ(19:30着)
9/19 下山 
9/20 ボルダー渓谷にてクライミング
9/21 ボルダー渓谷にてクライミング・23:00デンバー発

~参考データ

・気温:山麓では25℃、入山口で22℃、壁で10℃弱。昼夜、日向日陰で寒暖の差が激しい。
・ビバーク許可証(wilderness permit):山中でのビバークには許可が必要でエステスパークの公園管理事務所で取得(泊数問わず1パーティ$26)。
・ギア:「D7」に関してはエイリアン青~キャメロット#3までを2セット(#4は使っても1~2回)、ヌンチャク7本程度(残置ハーケン多数)、スリング少々。

・ロープ:メイン60m+懸垂下降&荷上げ用の細ロープ60m
・テーブルレッジから頂上:本チャンの3級位でロープ不要
・ビレイ点:各ビレイポイントはハーケン&ナッツでしっかり構築されており同ルート下降も可。
・下降路(cable route):かすかな踏み痕はあるが、暗かったらおそらく下降不能。シングル2pの懸垂あり。
・ウェア:長袖毛下着+Tシャツ+防寒着(パタゴニアR1フーディ+ウィンドジャケット)、雨具(上)、軍手、防寒薄手ダウン(二人で一着持参したが使用せず)
・水:二人で1ℓ(山中に水場なし。下から担ぎ上げる要あり)

・EPIガスカートリッジ:エステスパークのアウトドアショップにて購入可($9)

(記 宇都宮)

ChasmLakeから見上げるThe Diamond

ダイヤモンド取り付きから

3p目